公式ページの
Office 2016 for Mac を再インストールの前に完全にアンインストールして、問題のトラブルシューティングを行う
をベースに、わかりやすく書き下しています。
作業に伴って起きたトラブルについては自己責任で対処してください。

 ※Office 2011 も使用している場合、共有で使用しているファイルもあるため、この方法を使うと起動できなくなり、Office 2011 の再インストールも必要になります。プロダクトキーを用意してからアンインストールを始めてください。


手順

1. 起動している Office アプリをすべて停止する

左上の [Apple ロゴマーク]＞[強制終了] より、「Microsoft」と付いているすべてのアプリを強制終了する。




2. 以下のファイルを削除する(見当たらないものはスキップ)

・Macintosh HD/アプリケーション 内の「Microsoft」と付いているすべてのアプリ

・Macintosh HD/ライブラリ/LaunchDaemons/
　com.microsoft.office.licensingV2.helper.plist

・Macintosh HD/ライブラリ/PrivilegedHelperTools/
　com.microsoft.office.licensingV2.helper

・Macintosh HD/ライブラリ/Preferences/
　com.microsoft.office.licensingV2.plist




3. Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/ライブラリ（非表示フォルダ）にアクセスする

Finder メニューの [移動] を選択。
プルダウンメニューが表示されている状態で、[option]キーを押し、押している間だけ表示される[ライブラリ]をクリックする。




4. Outlook 2016 for Mac データベースのバックアップを取る

※使用していないなら次の手順にスキップ
Outlook 2016 for Mac データベースのバックアップ より抜粋

・Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/ライブラリ/Group Containers/
　UBF8T346G9.Office/Outlook/Outlook 15 Profiles

をフォルダごとデスクトップなどにコピーしておき、再インストール完了後に元の場所に戻す。




5. 以下のフォルダを削除する(見当たらないものはスキップ)

Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/ライブラリ/Containers/ 内の
　・com.microsoft.errorreporting
　・com.microsoft.Excel
　・com.microsoft.netlib.shipassertprocess
　・com.microsoft.Office365ServiceV2
　・com.microsoft.onenote.mac
　・com.microsoft.Outlook
　・com.microsoft.Powerpoint
　・com.microsoft.RMS-XPCService
　・com.microsoft.Word

Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/ライブラリ/Group Containers/ 内の
　・UBF8T346G9.ms
　・UBF8T346G9.Office
　・UBF8T346G9.OfficeOsfWebHost




6. Macintosh HD/アプリケーション/ユーティリティ/キーチェーンアクセス を起動し、以下の項目を削除する(見当たらないものはスキップ)

・Microsoft Office Identities Cache 2
・Microsoft Office Identities Settings 2
・キーチェーン内のすべてを「 ADAL 」で検索し、見つかった項目すべて




7. Dock の Office アプリのアイコンを削除(無ければスキップ)



8. Mac を再起動し、ゴミ箱を空にする

これで設定ファイルを含んだアンインストールができている状態です。
もし、再インストールしてもエラーなどが改善できない場合は OS などに問題があります。