古い OS 使ってるならまだしも。



Windows 10 プレインストール PC が出回る昨今にして、セキュリティソフトが必要な人は以下の項目が該当する人。
  • Windows 7 以前の PC を使っている
  • パソコンに個人情報や秘匿情報を入れている
  • ネットバンキングをする

これ以外の人はセキュリティソフトなんて入れなくてもいい。


例えば、Windows 8 以降の OS を使っている人。
OS に最適化されているセキュリティ機能の Windows Defender も標準搭載されていますし、それを止めて金払ってまで他社製のセキュリティ入れるとか完全に無駄です。

最新の OS にするメリットは、設計の根本からセキュリティを高められること。
また、セキュリティを高めれば利便性を損ない、逆にセキュリティを低くすれば利便性が高まるというように、セキュリティと利便性はトレードオフの関係にあるけど、両者のベースアップが唯一できるのが OS のグレードアップなんです。

最新 OS は見えないところの改善が実は大きい。
逆に古い OS にいくら高価なセキュリティソフトを導入したところで、元となっている OS が用意した機能を超えられないので限度があります。



次に、個人情報を保存していないし、ネットバンキングもしないという人もセキュリティソフトは要りません。
パソコンのデータや入力履歴を引っこ抜かれても、直接的な金銭被害が出ません。

そもそも誰もあなた個人のパソコンなんかハッキングしませんし、いかがわしいサイトにでも行かない限りウイルスにかかることはありません。

もしウイルスにかかってもいいじゃないですか。リカバリすれば。
定期的なリカバリは、パソコンの動きも速くなりますしいいですよ。



セキュリティを気にするならパソコンに大事な情報を残さないことが重要。
メモ帳にパスワードを書いておくなんて論外ですし、ブラウザに重要なパスワード覚えさせるのもやめましょう。
「鎖の強さは、最も弱いところで決まる」と言うように、セキュリティの高さも一番脇の甘いところで決まります。

お分かりいただけましたか?